体験記やハウトゥー本など、書籍用原稿の執筆は、本一冊になる分量を書きあげなければならないのでとにかく時間が必要です。そんな時間を割くことができないという方におすすめです。
人生を振り返って経験をまとめてみたい、知識や専門性を書き記しておきたい――多くの本づくりのきっかけはふとしたひらめきです。
着想を丁寧に育てて実行に移し、はじめて個人出版は形になります。
けれども、時間をおいてしまうと、冷静さが湧いて
「本をつくるなんて大袈裟だ」
「自分なんかにはまだ早い」…
などと先延ばしにしがちになり、結果、自分の本を作成しないままになります。
人生経験を本にする、自費出版で自分の知識を公開する。
この二つの影響はばかにできません。
自著を持つことで個性に磨きがかかります。周囲の関心を得てセルフブランディングにつながります。
出版で見知らぬ人の手に本が届けば、著者の考えを広められ、新しい人間関係がうまれます。
自費出版は、ただ本を印刷製本するだけではないのです。経験や知識に翼が生え、然るべき人々のもとに届きます。
あなた自身も、著者・作者となり、今後は“何かを語り綴る人”としてのかけがえのない価値を帯びます。
もし小説や自分史の作成や自費出版・個人出版をお考えの場合、それぞれのページへ進んでください。
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エッセイや私記・知識や専門の本を作成したい方は、このページを引き続きご覧ください。
ご依頼者様の次の疑問に答えられるよう、記事を作成しました。
以下の流れはあくまでも基本形です。ご依頼者様のご要望に応じて柔軟に対応いたします。
「原稿制作」の原稿料は、作業の総量を20×20原稿用紙枚数に換算して計算します。
原稿用紙単価は、ご提供いただける情報、またはご依頼内容によって異なります。
※ 価格は消費税10%を含みます。
※ グループサイト「さくら文研」と同一の価格基準を採り入れています。
ご依頼の原稿はお客様のご希望のスタイルでご納品いたします。
原稿のデータはマイクロソフトワードのファイル形式にて全てのお客様にお納めします。
ご要望に応じて印刷製本・電子書籍化(epubファイル生成)等も承ります。
装丁デザインや挿絵・図表の制作もお任せください。
製本した際のページ数ごとに、文字数・原稿用紙換算枚数・原稿料金の目安をまとめてみました。執筆料金の詳細は【原稿料金】のページをご確認ください。
判型ごとの文字数は、以下の数値を基本としています。
四六判:15行×40文字(占有率75%)
A5:16行×45文字(占有率70%)
※ 印刷・製本、出張取材の際の取材費・交通費等は別途です。お問い合わせください。
※ 表は正味の原稿のみを計算しています。実際の製本では本文以外に、目次・扉・章ごとの改ページ・奥付などが加わります。
原稿制作は2010年発足の『小説代理原稿連合会』(現在は終了)に端を発する文章作成代行サービスです。培った経験と蓄積したノウハウでご依頼者様のご希望どおりの執筆と印刷製本を行います。
原稿作成前の構成案のご提案および本原稿の執筆では、ご依頼者様のご意向・ご希望を最優先します。
事実の解釈や表現について、どしどしご意見をください。また、迷いがある時はご遠慮なくお申し付けください。細心のご提案をいたします。
原稿料はグループサイト規定により変動はなく常に明朗です。
印刷・製本は原油価格や紙資源相場により若干の変動がありますが、お見積の際に明朗にご提示いたします。
参考価格
原稿制作で代筆する全ての原稿は、原稿完成後に当方より原稿料ご請求後、ご入金確認を以って納品となり、作品の権利がご依頼者様のものとなります。
その後、ご依頼者様が文章を書き足しても、削っても、売り出してヒットしても、ご依頼者様固有の事情です。原稿制作が関連性を公開することはなく、印刷製本した場合でも、奥付に記名いたしません(印刷所の名前は載ります)。
当方で自分史を作成してくださったご依頼者様のお声を3つご案内いたします。
私の趣味は落語観賞。地元に演芸会がくると欠かさず観賞し、その日のうちに記録を付けるほどです。
ある時、故人の昭和の名人の音源を聴いて、とりこになりました。今の噺家にない魅力に溢れていたんです。
遺された音源を全て聴きあさり、いつものように雑感をまとめていましたが、結構なボリュームになりましたので、思い切ってプロに任せて本にすることにしました。
雑感はきれいに章立てし、ただの記録集になってもつまらないので、冒頭に印象的な“引き”の部分をもうけ、読物としての魅力を付加しました。挿絵も入れてAmazonで小規模出版しました。
まもなく、お葉書で同好の士から「読みました」との感想が! 90代の方で、青春時代にその噺家を生で聴いたことがあるとのことで、さっそく上京してお話を伺い、遅くまで落語談義。その他にも、同年代の方からもメールをいただくなど、出版から始まった人生の変化を喜んでいます。
熊本県 K様 40代
文学好きだった私は、なぜか自分で創作をする方向に気持ちが向かわず、どちらかというと、言葉やそれを受け取る心のあり方について、関心が強いのでした。
常々言霊(コトダマ)というフレーズの魅力や真実について考えていて、それを友人に話したところ、本にしてみたらと言われて、取り掛かってみることにしました。
ところが、思いのたけをそのまま綴って、読み返してみても、論文のようで全く面白くありません。やはり私には作り手としての才能は無いのかなと悲観し、専門的なアドバイスを受けることにしました。そこで改めて、具体的に何を伝えたいのか、どういうエピソードが必要か、といったことをきちんと決め、章立てに落とし込み、原稿化。私の思っていたとおりの「言葉の書物」が完成しました。
読んだ友人が「こんなすごいことを考えていたんだ」と、見る目が違います。いまはコストを考えて電子書籍のみ販売していますが、近々原稿を追加して紙の本としてリリースしたいです。夢ができて生活にメリハリがつきました。
鹿児島県 Y様 40代
このほかにも多数のお言葉をいただいています。グループサイト「さくら作文研究所」のWEBサイトに小説・自分史作成のご依頼者様のロングインタビューを収録しています。該当ページをご覧ください。
☞【ご依頼者様ロングインタビュー 】
まずはどんな本をつくるかを決めます。
ほとんどのご依頼者様は、すでにお決めになられていますが、意外にいくつかの大きなジャンルが混交していることがあります。絞り込んだ方がいい場合、分けた方がいい場合は、ご提案いたします。
著したい事柄を分解し、章構成を立て、その中を中見出し・小見出しに細分化していきます。
見出しは、読者に「何を・どんな順番で」語っていくかに注意して並べます。
単なる系統分類にせず、「目次を見るだけでその本を読んでみたくなる」ような読者視点に立った言葉選びと流れにします。
「ここに図表や写真があったらいいな」という箇所にチェックを入れておきましょう。
目次の考案は、私共でもお手伝い可能です。あらかじめ草稿や資料をご提示ください。
判型・製本形態の仕様です。
判型では、A5判や四六判がよく用いられます。
A5判は四六判より若干大きく、本として存在感があり、教科書等でよく使用されますが、低くとった本棚は四六判がMAXで入らない……というケースがあります。
読者層や用途を意識して選びましょう。
製本形態では、ハードカバー・ソフトカバーがあり、安価なペーパーバックも好評です。
印刷製本費用は、ページ数や部数の情報と合わせて事前に見積もり金額を算出し、ご予算と照らし合わせましょう。
一冊の本の体裁を考えた時、何ページがよいという正解はありませんが、巷のノウハウ本等を見渡すと、200ページ前後が主流のようです。
書籍の販売価格は、様々な条件(装丁や部数・色数等)を反映しますが、消費者はその点を念頭に入れずに比較するため、あまり薄いと割高感が醸され、厚すぎても諸理由により手に取られづらくなる傾向があります。
200ページの本をつくるにあたり、図表や写真が全くないと仮定した場合、原稿用紙枚数にして約230枚程度を検討するとよいでしょう。
230枚を、目次で検討した小見出しの数で割れば、各項目でどのくらいの原稿ボリュームを書けばよいか、平均値が算出されます。
50項目あれば5枚弱です。
その数値を参考に、見出しを一つ一つ書き収める形で原稿を作成していきましょう。
なお、制作実例から考えますと、200ページの本であっても<扉・目次・章扉・図表・写真・解説(あとがき)・引用資料・奥付・著者プロフィール>などの本文以外のページを勘案すると、本文は正味180枚~200枚程度でもボリュームを満たすことがあります。
どうしてもボリュームが超過する場合、あるいは達しない場合は、本文のレイアウト(文字サイズ・一行あたりの文字数・行数・マージン等)を調整して200ページに近づけることが可能です。
なにも全てを商業スタイルの書籍仕様に近づけることはありません。
配布用冊子や記念誌、マニュアルなど、用途によっては10ページくらいの小冊子がうってつけの事例もあります。ぜひご用命ください。
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